宇都宮のスポーツジムで高齢女性を救命 元看護師ら5人が感謝状を受ける
宇都宮ジムで高齢女性救命 元看護師ら5人に感謝状 (01.04.2026)

宇都宮のスポーツジムで高齢女性が倒れる 元看護師らが迅速対応

宇都宮市西消防署は、市内のスポーツジムで体調不良となった高齢女性の人命救助に貢献したとして、元看護師の柳田敦子さん(70)ら5人に感謝状を贈呈した。この表彰式は、地域における迅速な救命活動の模範的な事例として注目を集めている。

緊急事態発生 元看護師の経験が光る

昨年11月11日午後1時頃、宇都宮市上戸祭町にあるスポーツジム「ゴールドジムスパレア宇都宮」で、エアロビクスの休憩時間中に80歳代の女性が突然倒れた。この緊急事態に、レッスンに参加していた柳田敦子さんが即座に反応した。

柳田さんは看護師として34年間勤務し、救命救急の豊富な経験を持っていた。その経験が自然と体を動かし、倒れた女性の元へ駆け寄ると、すぐに呼吸を確認し気道を確保するという適切な初期対応を行った。

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チームワークで救命のバトンリレー

同時に、インストラクターの植木美登利さん(51)、ジムスタッフの笠崎貴靖さん(47)、宍戸秀徳さん(26)、君島佑子さん(47)が連携して119番通報を行うなど、組織的な対応が展開された。

特筆すべきは、このジムでは事件の直前に1年に1度の救急救命講習が実施されていた点だ。この定期的な訓練が、現場での円滑な救命活動に大きく貢献したと関係者は語っている。

消防署長が称賛 女性は順調に回復

感謝状贈呈式で松本和之署長は「救命のバトンリレーによって一人の尊い命が救われた」と述べ、5人の迅速な行動に深く感謝の意を表した。

救急隊が現場に到着した時点では、女性の心拍は既に再開しており、現在ではジムに通えるほどに回復しているという。柳田さんは「とにかく助かってうれしい」と安堵の表情で語り、地域の絆と訓練の重要性を改めて実感したと述べた。

この事例は、平時の救命講習の重要性と、地域住民の連携が緊急時にいかに大きな力を発揮するかを示す好例となっている。宇都宮西消防署では、今後も地域との連携を強化し、救命率向上に取り組んでいく方針だ。

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