山口県下関市の寺火災、5遺体は住人一家と判明
山口県下関市豊浦町川棚の正琳寺で2月に発生した火災で、焼け跡から発見された5遺体について、県警は3月6日、身元を発表した。遺体は世帯主の岩崎恵弘さん(89)と、住職で息子の恵水さん(58)、その妻の智美さん(48)、子の蓮樹さん(11)、栞奈さん(9)の一家5人であることが確認された。
死因は焼死で外傷なし
県警の発表によると、5人の死因は焼死であり、目立った外傷はなかった。現場の状況から、不審な点は見当たらないとしている。遺体は住居兼本堂の木造一部2階建て(約730平方メートル)内で発見され、恵弘さんは北東側のトイレ、他の4人は北西側の台所で見つかった。
火災発生と鎮火の経緯
火災は2月20日午前2時10分ごろに発生した。近隣住民らから同日午前2時25分ごろに通報があり、消防隊が駆けつけたが、建物は全焼し、同5時40分ごろに鎮火した。正琳寺は地域に根差した寺院として知られ、突然の悲報に地元では衝撃が広がっている。
県警は現在も火災原因の調査を続けており、詳細な経緯を解明するため、現場の検証や関係者への聞き取りを実施中だ。この事件は、住宅火災の危険性や防火対策の重要性を改めて問いかけるものとなっている。



