神奈川県川崎市麻生区の新百合ケ丘駅前にある「アートdeみらいギャラリー」で、立体切り紙アーティスト大薗一樹さん(31)の作品展が18日に開幕した。31日までの開催で、入場は無料となっている。
車いすで創作、森をテーマにした展示
大薗さんは両下肢に障害があり、車いすでの生活を送りながら作品制作に取り組んでいる。同区の市アートセンターで2月から3月にかけて初めて開いた個展が好評を博したことを受け、今回の「出張展示」が実現した。
大薗さんの立体切り紙は、下絵を描かずに色画用紙を直接切り抜き、折り重ねることで昆虫や動物を立体的に表現する独自の手法が特徴だ。会場では、森のような色合いに着色したシートに作品約40点を貼り付けたオブジェと、切り抜いた後の紙をそのまま額装した作品36点が展示されている。
今後の巡回展示も予定
新百合オーパの担当者は「大薗さんの作品を凝縮して展示した。多くの人に鑑賞してほしい」と来場を呼びかけている。今後は川崎市内の生活介護施設や病院などを巡回する予定だ。問い合わせは市アートセンター(電話044-955-0107)まで。



