千葉県我孫子市は、市のマスコットキャラクター「手賀沼のうなきちさん」の着ぐるみを夏仕様に大幅に改良した新型を完成させ、先月、報道陣に公開した。星野順一郎市長から激励を受ける姿が披露された。
従来の課題を克服
旧型の着ぐるみは重量があり、内部に熱がこもりやすい構造だった。そのため、夏場や空調設備のない場所での活動が制限されることが課題となっていた。今回の新型では、着ぐるみを空気で膨らませる構造に変更し、軽量化を実現。さらに、送風機を内蔵し、常時外気を取り込んで排熱する仕組みを採用した。
職員の負担軽減
内部で着用する職員は、飲み物を入れたリュックを背負い、着ぐるみを着たまま水分補給が可能となった。重さは旧型の約半分に減り、折り畳んで一人で持ち運べるようになった。開発費は約94万円。
試着した職員からは「移動がとても楽になり、長時間でも活動しやすくなった」「送風機のおかげで快適さが段違いだ」と好評を得ている。星野市長は「これから暑い時期になるが、いろいろなイベントに出動してほしい」と激励した。
今後の登場予定
新型うなきちさんは、10日に手賀沼親水広場などで開催される「Enjoy手賀沼!2026」を皮切りに、多くのイベントに登場する予定。手賀沼のうなきちさんは、かつて手賀沼で捕れたウナギと、我孫子に住んだ白樺派の文人たちをモチーフに考案され、2012年にデビューした。(林容史)



