救助中に2隻目も転覆か 辺野古沖で女子高生と船長死亡、14人負傷
辺野古沖で船2隻転覆 女子高生と船長死亡、救助中に2隻目も (17.03.2026)

救助活動中に2隻目も転覆か 辺野古沖で女子高生と船長が死亡

沖縄県名護市の辺野古沖で発生した船2隻の転覆事故で、先に転覆した船を救助しようとした2隻目も転覆した可能性が関係者への取材で明らかになった。この事故では、平和学習で訪れていた京都府の女子高生と船長の2人が死亡し、14人が負傷する惨事となっている。

救助に向かう過程で2隻目が遭難

第11管区海上保安本部(那覇)によると、16日午前10時10分ごろ、辺野古沖を航行していた船「不屈」が転覆。その後、同じ方向に進んでいた別の船「平和丸」が救助のために接近したが、約2分後にほぼ同じ場所で遭難したという。関係者は「高波の影響が原因とみられる」と説明している。

乗船者らは「不屈が転覆したのを見て、平和丸が助けに向かった」と証言。学校側や運航団体も同様の見解を示しており、救助活動中の2隻目の転覆が事故の経緯として浮上している。海上保安庁の職員は事故を目撃しており、現在は関係者からの聞き取りを通じて当時の状況確認を進めている。

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波浪注意報が出される中での事故

事故当時、現場海域には波浪注意報が発令されていた。海上保安庁の職員は、波が高いため注意するようゴムボートから呼びかけていたという。2隻には高校生18人と乗組員3人が分乗しており、全員が救命胴衣を着用していたことが確認されている。

亡くなったのは、同志社国際高校2年の女子生徒(17)と「不屈」の船長・金井創さん(71)。負傷したのは生徒12人と乗組員2人の計14人で、全員に救命胴衣が装着されていたものの、転覆の衝撃などにより被害が拡大した模様だ。

米軍普天間飛行場移設工事が進む海域

事故現場は、米軍普天間飛行場の移設に向けた工事が進む辺野古沖。この海域では、工事に伴う環境変化や海上交通の増加が指摘されており、安全対策が課題となっていた。今回の事故を受け、海上保安庁は再発防止策の検討を急ぐ方針だ。

地元関係者は「救助に向かう善意がさらなる悲劇を招いた可能性がある」と指摘。事故の全容解明とともに、緊急時の適切な対応マニュアルの整備が求められている。海上保安庁は引き続き調査を進め、詳細な報告書をまとめる予定だ。

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