青森労働局が障害者雇用改善で6市町村と3機関に勧告、法定雇用率未達で
青森で障害者雇用改善勧告、6市町村と3機関が対象に (30.03.2026)

青森労働局が障害者雇用の改善を求め、6市町村と3機関に正式勧告

青森労働局は3月30日、県内の障害者雇用状況に十分な改善が認められなかったとして、6つの市町村と3つの機関に対して、適正な採用活動を推進するよう勧告したことを発表しました。この勧告は3月13日付で発出され、対象となった自治体と機関は法定雇用率を達成できていない状態が継続していることが明らかになりました。

勧告対象は弘前市など6自治体と十和田市立中央病院など3機関

具体的な勧告対象となったのは、弘前市、深浦町、鶴田町、七戸町、三戸町、六ヶ所村の6つの自治体、そして十和田市立中央病院を含む3つの機関です。いずれの組織も、2024年6月の時点で当時の法定雇用率である2.8パーセントに達しておらず、その後、採用計画を策定したものの、2025年12月末までに状況が改善されなかったことが判明しています。

この問題について、勧告を受けた弘前市の担当者は、「新規の障害者雇用については一定の進展がありましたが、同時に退職者も発生したため、全体の雇用率が低下してしまいました。障害者の定着を促進するためには、まだ多くの課題が残っていると認識しています」と述べ、現状の困難さを率直に語りました。

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労働局長が自治体と行政機関に模範的な役割を期待

青森労働局の角井伸一局長は、今回の勧告の背景について、「自治体や行政機関は、民間企業にとっての見本となるべき立場にあります。特に、今年の7月には基準となる法定雇用率が引き上げられる予定ですので、各首長や担当者には、この問題に真摯に取り組んでいただきたいと強く呼びかけています」とコメントしました。

角井局長はさらに、障害者雇用の促進が社会的な責任であることを強調し、対象となった組織に対して、早期の改善を求める姿勢を示しました。今回の勧告は、単なる形式的な指摘ではなく、実質的な雇用環境の向上を目指すための重要なステップとして位置付けられています。

青森県内では、障害者雇用の課題が長年にわたって指摘されており、今回の勧告はその解決に向けた具体的な動きの一環です。労働局は、今後も定期的なモニタリングを通じて、改善状況を確認していく方針を明らかにしています。

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