ノジマ、初任給最高40万円に引き上げ 優秀なバイト経験者を「出る杭入社」枠で評価
ノジマ初任給最高40万円 バイト経験者を「出る杭入社」枠 (12.02.2026)

家電量販店ノジマ、初任給を最高40万円に大幅アップ 「出る杭入社」枠を新設

家電量販店大手のノジマは2月12日、2026年4月に新卒として入社する社員の初任給を最高で40万円に引き上げると発表しました。これは昨年4月入社の実績である31万7千円と比較すると、26.1%増という大幅なアップとなります。

「出る杭入社」枠で即戦力を評価

今回の初任給引き上げの対象となるのは、すでにノジマの店舗で1年以上のアルバイト経験があり、勤務実績などで高い評価を得ている大卒の内定者です。同社は、これらの内定者がノジマの店舗運営方針や商品に関する理解を深めている点を即戦力として高く評価し、「出る杭入社」という新たな採用枠を設けました。

4月にノジマに入社する予定の内定者は合計586人いますが、「出る杭入社」に該当するのは現時点で7人の見通しです。ただし、該当しない大卒の内定者についても、初任給を34万4千円と前年実績から8.5%引き上げることが明らかになりました。

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優秀な人材確保と社員のモチベーション向上が目的

ノジマはこの施策について、優秀な若い人材の確保や、社員のモチベーション向上を目的としていると説明しています。同社の初任給は、2021年4月入社時には24万5千円でしたが、その後毎年1万円以上引き上げてきており、継続的な改善が図られています。

さらに、2027年4月入社に向けた採用計画では、内定予定者約600人のうち、3分の1に当たる200人前後を「出る杭入社」枠とする方針も示されました。これは、アルバイト経験者を積極的に評価し、早期から戦力として育成していく姿勢を明確にしたものです。

ノジマの野島広司社長は、昨年10月に横浜市西区で行われた内定式で、内定者に向けてメッセージを送っています。同社は、店舗での実務経験を積んだ人材を重視することで、業界競争の激化に対応し、成長を加速させたい考えです。

この動きは、家電量販業界のみならず、広く小売業界においても人材獲得競争が激化していることを反映しています。ノジマの大胆な初任給引き上げは、優秀な人材を引き付けるための重要な戦略として注目を集めそうです。

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