浪江創成中学校の生徒たちが「ナミエウォーター」をPRするポスターと動画を完成
福島県浪江町のなみえ創成中学校に通う3年生10人が、町の住宅水道課の職員と協力して、町の水道水「NAMIE WATER(ナミエウォーター)」をアピールするポスターと動画を製作しました。生徒たちは「浪江をいろんな人に知ってもらい、訪れるきっかけにしたい」と熱い思いを込め、安全で良質な水の魅力を売り込んでいます。
総合学習で地域課題に取り組み、風評被害の払拭を目指す
このプロジェクトは、生徒たちが総合的な学習の時間で「浪江を訪れる人を増やそう」をテーマに、地域の課題について深く考えてきたことから始まりました。東京電力福島第1原発事故により、町全体が長年にわたり風評被害を受けてきた背景を踏まえ、町住宅水道課と連携して、町のおいしい水を積極的にアピールすることを決定しました。約1年間をかけて、ポスターと動画の製作に取り組みました。
生徒たちが主体となって創作したポスターと動画の詳細
ポスターは4種類が製作され、写真の構図やデザインなどは生徒たち自身が考え、町職員がサポートを提供しました。町内の請戸海岸で撮影が行われ、波や青空を背景に、「渇きを満たせ。」や「あなたへ届けたい青春の味」といったキャッチコピーを添えています。動画は2種類で、生徒たちが演出から撮影、編集まで全ての工程を手がけ、1分以内のPR動画を2本完成させました。
完成披露会で生徒と職員の熱い思いが交差
同校で6日に開催された完成披露会では、製作されたポスターがお披露目されました。浪江町住宅水道課の金山信一課長は「生徒の熱い思いが詰まったポスターを町中で使っていきたい」と述べ、生徒たちの努力に感謝の意を表しました。生徒たちは「思いが形となったのがうれしい。風評被害などがあった中で、町の魅力のPRにつなげたい」と語り、プロジェクトへの達成感と今後の期待を口にしました。
ポスターと動画の公開と今後の展開
完成したポスターは、町内の公共施設などを中心に掲示される予定です。また、動画は町公式ユーチューブチャンネル「なみえチャンネル」で公開されており、広く一般に視聴できるようになっています。この取り組みを通じて、浪江町の魅力がさらに多くの人々に伝わることが期待されています。



