岐阜・飛騨の高校生がカメムシ撃退研究でオーディエンス賞 スペアミントと薄荷脳の効果を実証
岐阜の高校生、カメムシ撃退研究でオーディエンス賞受賞

岐阜の高校生がカメムシ撃退研究でオーディエンス賞 スペアミントと薄荷脳の効果を実証

岐阜県飛騨市の吉城高校の現3年生3人が、カメムシの撃退策に関する研究成果を発表し、京都大学で開催された「森里海シンポジウム」において、参加者の投票で選ばれるオーディエンス賞を受賞しました。この快挙は、2025年度に1年間かけて探究した研究の成果が高く評価されたものです。

先輩の研究を引き継ぎ、忌避成分を調査

当時2年生だった生物班の5人は、「理数探究」の授業において、ミントの香りがする歯磨き粉をカメムシが嫌うことを証明した先輩の研究を引き継ぎ、忌避成分の詳細な調査に取り組みました。カメムシの生態を明らかにするために様々な実験を重ね、企業の協力も得ながら、特にスペアミントと薄荷脳(はっかのう)に顕著な忌避効果があることを実証しました。

全国17校が参加したシンポジウムで「断トツ」の評価

シンポジウムは、京都大学フィールド科学教育研究センターとイオン環境財団が主催し、全国から17の高校が参加してポスター発表を行いました。吉城高校からは島田俊亮さん、森本真帆さん、佐藤芙有佳さんの3名が出席し、カメムシの生態や忌避効果について丁寧に解説しました。

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審査員による表彰には至らなかったものの、特に高校生からの得票を多く集め、「断トツ」でオーディエンス賞に輝きました。地元の風景について語り合う機会も設けられ、3人は「誇りを持って研究する他の生徒を見て刺激になった。交流を通して古川の魅力を再確認できた」と、学びの収穫を振り返りました。

地域に根ざした研究が生んだ成果

この研究は、飛騨市という地域の特性を活かし、実践的な課題解決に取り組んだ点が特徴です。カメムシは農業被害をもたらす害虫として知られており、その撃退策は地域農業にとって重要なテーマです。吉城高校の生徒たちは、以下のような過程を経て研究を深化させました:

  • 先輩の研究データを基に、新たな実験手法を考案
  • 企業との連携により、専門的な分析を実施
  • シンポジウムでの発表を通じて、外部からのフィードバックを得る

この成果は、高校生の探究活動が地域課題の解決に貢献し得ることを示す好例と言えるでしょう。今後も、地元の自然環境を活かした研究が期待されます。

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