埼玉県内の公立高校における2026年度入学試験が2月26日、全日制131校と定時制23校で一斉に行われました。受験者数は合計3万6728人に上り、内訳は全日制が3万5689人、定時制が1039人でした。合格発表は3月6日に予定されています。
試験内容と平均点の見通し
試験は国語、数学、社会、理科、英語の5教科で実施され、満点は500点です。埼玉県教育委員会によると、予想平均点は平年並みの各教科60点程度とされています。また、一部の学校では数学と英語において、応用問題を含む「学校選択問題」が採用されました。
受験状況と追試の対応
事前に志願を取り下げた受験生は102人で、体調不良などを理由とした当日欠席者は206人でした。季節性インフルエンザの感染による発熱などで受験できなかった生徒に対しては、3月3日に追試が行われることが明らかになっています。
倍率の動向と人気校
全日制の平均倍率は1.03倍で、前年度比0.07ポイントの減少を示しました。一方、定時制の平均倍率は0.54倍で、同0.01ポイント減となりました。全日制では、市立浦和高校の普通科が1.91倍で最も高い倍率を記録し、所沢北高校の理数科が1.83倍、大宮高校の理数科が1.80倍と続いています。
試験会場の様子
さいたま市西区にある県立大宮光陵高校では、午前8時頃からやや緊張した面持ちの受験生たちが、保護者に見送られながら次々と試験会場へ向かう姿が見られました。
受験生の声
さいたま市中央区の長谷川楓君(15)は「志望校に入学したらサッカー部に入りたい」と意気込みを語りました。また、同市北区の女子生徒(15)は「緊張していて不安です。一番勉強した社会を頑張りたい」と気を引き締めていました。
今回の入試は、埼玉県の教育現場における重要なイベントとして、多くの受験生とその家族の関心を集めています。合格発表までの間、受験生たちは結果を待つことになります。



