愛媛県立高校入試の出願状況が明らかに
愛媛県教育委員会は、2026年度県立高校一般入試の出願状況を発表しました。全日制40校と3分校を対象とした今回の入試では、特色入試による入学確約者を含めた総出願者数が7574人に達しました。
平均倍率は0.90倍、前年度から低下
全日制課程全体の平均倍率は0.90倍となり、前年度の0.94倍からわずかに低下しています。定員8370人に対して出願者が7574人という計算で、全体としては定員を下回る状況が続いています。
注目すべきは学科ごとの状況の違いです。全日制99学科のうち、実に67学科(約7割)が定員割れとなっています。これは少子化の影響や地域的な偏りなど、複合的な要因が背景にあると見られます。
高倍率校と低倍率校の二極化が顕著
一方で、倍率が最も高かったのは松山工業高校の情報電子科で、1.73倍を記録しました。特定の学科や学校に人気が集中する傾向が明らかになっています。
定時制課程については、10校(定員480人)に166人が出願し、平均倍率は0.35倍でした。全日制に比べてさらに厳しい募集状況となっています。
今後のスケジュールと志願変更
愛媛県教育委員会は、2月25日正午まで志願先の変更を受け付けています。これにより、生徒たちは出願状況を踏まえて最終的な志望校を決定することが可能です。
学力検査は3月5日と6日の2日間にわたって実施され、合格発表は3月18日午前10時に行われる予定です。県内の中学3年生にとっては、進路決定の重要な局面を迎えています。
今回の出願状況は、愛媛県内の高校教育を巡る現状を浮き彫りにしています。定員割れが多数発生している学科については、今後の学校運営や教育資源の配分について検討が必要となる可能性があります。



