群馬中央バス、運賃を大幅改定 初乗り100円から180円へ
群馬中央バス(本社:前橋市)は、乗り合いバスの運賃を2024年4月1日から改定することを発表しました。初乗り運賃は現行の100円から180円に引き上げられ、平均改定率は36.31%に達します。この値上げは、人件費や車両維持費などのコスト上昇に対応し、安定した輸送サービスを提供するための原資を確保する目的で実施されます。
対象路線と主要区間の運賃変更
運賃改定の対象となるのは、乗車距離に応じて運賃が上がる「対キロ区間制」を適用する県内の一般路線バス5路線です。主な区間の運賃変更は以下の通りです。
- 前橋駅-高崎駅:400円から480円へ
- 前橋駅-日高病院:370円から420円へ
- 高崎駅-県立女子大学:520円から590円へ
- 伊勢崎駅-大型商業施設「スマーク伊勢崎」:210円から250円へ
これらの改定により、利用者の負担が増加することが予想されます。
値上げの背景と経営課題
群馬中央バスによる運賃改定は、消費税率引き上げに伴う2019年10月以来となります。同社乗合バス課の担当者は、「昨今の物価上昇により、運行経費が従来の経営施策では賄いきれない水準に達している」と説明しています。特に、運転手不足などの問題が深刻化しており、値上げ分を運転手の待遇改善などに充てたい意向を示しています。
この措置は、持続可能な公共交通サービスの維持を目指す中で、経営環境の厳しさを浮き彫りにしています。地域住民にとっては、通勤や通学などの日常的な移動コストが上昇することになり、生活への影響が懸念されます。



