秋篠宮さまは13日、福島県を日帰りで訪問し、東京電力福島第一原発事故からの復興に取り組む二つの農家を視察されました。大日本農会の総裁としての訪問で、風評被害の中で尽力してきた人々の話に耳を傾け、その苦労をねぎらいました。
シクラメン農家・根本さんの苦労
秋篠宮さまは南相馬市の花卉農家・根本修二さん(73)のビニールハウスを訪れました。根本さんは原発から20キロ圏内の小高区でシクラメンを栽培していましたが、事故後に県外を転々としました。秋篠宮さまは津波被害を受けたハウスの写真を見て、「大変でしたね」と声をかけられたといいます。
視察後、根本さんは取材に対し、「震災後、多くの人に助けられました。殿下にお越しいただき、感無量です」と語りました。
果樹農家・宍戸さん夫妻を訪問
これに先立ち、秋篠宮さまは福島市の果樹農家・宍戸薫さん(72)、洋子さん(70)夫妻を訪問。宍戸さん夫妻は原発事故の風評被害の中、園地の除染にいち早く取り組み、ナシやモモの生産を続けています。秋篠宮さまはナシの品種「あきづき」の生育状況をご覧になり、モモについては「福島のモモ有名ですよね」と話されました。
大日本農会と秋篠宮さま
大日本農会は1881年、農業の発展と農村振興を目的に設立されました。秋篠宮さまは2014年に第7代総裁に就任し、同会が「農事功績表彰」に選んだ農家を視察されています。



