日本高野連は20日、大阪市内で理事会を開催し、今夏の甲子園出場をかけた地方大会において、球審用のヘルメットを各都道府県連盟に配布する方針を固めた。使用球場ごとに3個ずつ、熱中症対策として白色で3種類のサイズを用意する。予算は約1200万円を見込んでいる。
事故防止と審判員の安全確保
この措置は、審判員の重大事故に備え、不安を軽減することが目的だ。プロ野球では4月、打者の手を離れたバットが頭部に当たり、球審が緊急手術を受ける深刻な事故が発生していた。高校野球でも同様のリスクを考慮し、安全対策を強化する必要があると判断した。
会長候補者選定委員会の新規定
理事会では、会長候補者選定委員会の規定を新たにまとめ、理事改選の1年前に選考委員会を設置することや、理事ら役員の年齢制限などを定めた。4月に辞任した宝馨前会長の後任である北村聡会長の任期は、来年5月までとなっている。
日本高野連は今後も審判員の安全対策を継続的に見直し、熱中症対策を含む環境整備を進める方針だ。



