三重県でカメムシ急増、チャバネアオは平年の35.7倍、過去10年で最多
三重県でカメムシ急増、平年の最大35.7倍

三重県内でナシやブドウ、かんきつ類などの果樹に被害をもたらすカメムシの数が急増している。県は12日、県内全域に注意報を発表し、農園への被害拡大に警戒を呼びかけた。

過去10年で最多の捕獲数

県農業研究所(松阪市)が6日から10日にかけて実施した調査では、チャバネアオカメムシを平年の35.7倍にあたる1805頭捕獲。ツヤアオカメムシも平年の18.9倍の169頭に達した。いずれも少なくとも過去10年の同時期で最も多い数字となっている。

カメムシ被害の実態

カメムシは果実の汁を吸うことで、実の形を悪くしたり、落果を引き起こしたりする。県によると、6月初旬まで平年より高い気温が続く見込みで、カメムシの活動に適した環境が続くとみられる。

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急増の要因と対策

県病害虫防除所の担当者は「温暖化などの影響で越冬数が多かった可能性がある」と分析。農家に対しては「自分の農園をよく確認し、カメムシがいつもより多い場合は農薬による防除をしてほしい」と注意を促している。

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