夏を先取りしたかのような気温の高い日が続いている。広い範囲でよく晴れた19日も、各地で気温が上がった。午後2時までに、福島県伊達市で35.1度を観測。東北として今年初めて最高気温が35度以上の「猛暑日」となった。
ほかに、群馬県桐生市で34.3度、大分県日田市で33.7度、兵庫県豊岡市で33.4度など、全国231地点で最高気温が30度以上の「真夏日」を記録した。
気象庁、今年の夏の平均気温は「高い」と予想
気象庁は19日、今年の夏(6~8月)の平均気温について、平年(1991~2020年の30年間の平均)と比べて全国的に「高い」と予想し、発表した。
地球温暖化で世界全体の気温が「底上げ」されていることに加え、日本付近が暖かい空気に覆われやすいという。
条件が重なれば、運用が始まった最高気温が40度以上の「酷暑日」の観測もあり得るという。
気象庁の詳しい予想
気象庁によると、今夏は大陸からのチベット高気圧の強まりは平年程度で、海からの太平洋高気圧の張り出しも平年よりは弱いと予想されている。ただ、上空の偏西風は日本付近で平年よりやや北側を流れ、南からの暖かい空気に覆われやすい。
25年夏は、群馬県伊勢崎市で史上最高となる41.8度を観測するなど記録的な暑さだった。気象庁の担当者は「昨年ほどの記録的な高温になる可能性は大きくはない」とみる。ただ、条件が重なれば気温が高くなる日もあるとし、「十分な熱中症対策を」と呼びかけた。



