極端な暑さで小児けいれん入院が17%増、1日以内に特に注意
極端な暑さで小児けいれん入院17%増、1日以内注意

今年も暑い夏が近づいているが、極端な暑さや寒さが子どものけいれんによる緊急入院リスクを約2割高めることが、東京科学大の研究グループによって明らかになった。この研究成果は小児科学の専門誌に発表され、極端な気温が観測されてから1日以内に特に注意を払う必要があると警鐘を鳴らしている。

研究の概要と結果

研究グループは、2011年から2019年までの9年間に全国の入院患者データベースと気象データを分析。15歳以下の小児におけるけいれん11万6353件と各地域の日平均気温との関連を調査した。極端な暑さや寒さにさらされてからの時間差や湿度も考慮した結果、日平均気温が上位1%に入る極度の暑さでは、緊急入院のリスクが17%増加することが判明した。

子どもの体温調節機能の未熟さ

子どもは体温調節機能が未熟なため、汗をかくなどして脱水状態になり、電解質バランスが崩れることでけいれんが起きやすくなるとみられる。また、極端な寒さでも同様にリスクが上昇することが確認され、日平均気温が下位1%の寒さでも注意が必要だ。

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特に注意すべき期間

研究では、極端な気温にさらされてから1日以内にけいれん発作のリスクが最も高まることが示された。このため、熱波や寒波が予測される際には、迅速な対策が求められる。具体的には、適切な水分補給や室温調整、外出時の服装選びなどが重要となる。

今後の対策と展望

気候変動に伴い、極端な気象現象の頻度が増加していることから、本研究の知見は小児の健康管理に重要な示唆を与える。研究グループは、気象予報を活用した予防策の普及や、医療機関での早期対応の徹底を呼びかけている。

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