東京都荒川区は、区内で回収したプラスチックごみだけを原料にした「万年カレンダー」を作成した。このカレンダーは各種イベントなどで配布され、昨年10月から区が開始したプラスチックごみの分別回収を広く周知する狙いがある。
繰り返し使える卓上カレンダー
文字盤を動かして繰り返し使用できるタイプの卓上カレンダーで、ピンクとカーキのツートンカラーが特徴。プラスチックごみを処理して作られた粒状のペレットを材料とし、区内の事業者が製造を担当。さらに、同じく区内の福祉作業所が箱詰め作業を行い、完成品となる。
半年間で794トンを回収
区の発表によると、昨年10月からの半年間でプラスチックごみ794トンを回収。そのうち約0.5トン弱がカレンダーの原料として使用された。区は「プラスチックの区内循環利用」を強調しており、この取り組みは環境省の事業にも採択されている。カレンダーに使用されなかったプラスチックごみも、工業用プラスチックなどに再利用される予定だ。
滝口学区長は「手に取れる製品にすることで、区民にプラスチックのリサイクルを実感してもらいたい。今後もさまざまな製品を開発していきたい」と述べている。



