政府は、今年度に入ってクマによる死亡事故が2件発生したことを受け、23日以降、新聞やインターネット上で注意喚起の広告を展開する。山菜採り中の遭遇や市街地への出没に特に注意を促している。
死者2人、いずれも山菜採り中
環境省によると、岩手県で4月に1人、5月に1人がクマに襲われ死亡した。本州で4月にクマによる死者が出たのは、統計を開始した2006年度以降で初めて。いずれのケースも山菜採りが目的だったという。
注意喚起の内容
注意喚起は、山菜採りに出かける人を主な対象として、以下の点を呼びかけている。
- 出没情報を事前に確認する
- 1人で行動しない
- 早朝や夕方の時間帯を避ける
出没情報が例年以上に増加
今春は、例年に比べてクマの出没情報が多く寄せられている。今年4月の出没件数は、2024年および2025年の同じ月と比較して多いという。2025年秋の大量出没で捕獲されなかった個体が、市街地周辺に残っている可能性が指摘されている。
政府は、公立小中学校などでの注意喚起も検討している。



