JR東日本が群馬県昭和村で援農プログラムを本格化 社員が副業でイチゴ農園を支援
JR東日本が群馬で援農プログラム 社員が副業で農園支援 (02.04.2026)

JR東日本が群馬県昭和村で援農プログラムを本格化 社員が副業で農作業を支援

農繁期の人手不足解消や農産物の販売促進を目指し、JR東日本の社員が副業制度を活用して農作業に参加する「援農プログラム」が今春、群馬県昭和村で本格的に始まりました。この取り組みは、沿線地域の課題解決や活性化、JRの利用向上につなげることを狙いとしています。

社員約20人がイチゴ農園で雑草取りなどに従事

3月26日、JRや関連会社の社員ら約20人が昭和村内のイチゴ農園で雑草取りや栽培用の棚への土入れなどの作業に従事しました。参加者は農園代表から作業の説明を受けた後、熱心に取り組みました。JRは今後、社員以外にも呼びかけて夏野菜収穫期に実施する予定です。

このプログラムは、JR東日本高崎支社が昭和村やJA利根沼田と連携して進めており、吾妻線や上越線の魅力発信を目指す社員チームが昨年11月に農作業に参加し、準備を重ねてきました。参加者は支社管内だけでなく、東北や千葉、神奈川県、東京都内など広範囲から集まりました。

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参加社員の声:鉄道以外の仕事体験や農家の思いに触れる

武蔵野線で運転士をしている男性(42)は、「鉄道以外の仕事を体験したかったので楽しんでいます。いろいろな人との交流も楽しみ」と語りました。また、渋川駅などに勤務する女性(45)は、「農薬に頼らない工夫など普段食べている農作物が丁寧に優しく作られていることを知った。農家の方の思いを聞けて良かった」とほほ笑みました。

新幹線で農産物を首都圏へ輸送 旅行商品も計画

JRは村の農産物を新幹線で首都圏の主要駅に届け、魅力発信も図っています。3月25日朝には同農園で収穫したばかりのイチゴを上毛高原駅(みなかみ町)から上越新幹線で運び、秋葉原駅内の店舗で販売しました。さらに、農作業を体験する旅行商品の販売も計画されています。

社員チームの村岡佳洋さん(42)は、「JRをはじめ、グループや関連会社、賛同する企業に募集し、地域に人を呼び込む取り組みを続けたい。沼田市やみなかみ町、嬬恋村とも話を始めているので今後、県内全域に活動を広げたい」と意気込みを語りました。

昭和村も期待 交流人口増加で地域活性化へ

昭和村産業課の真下伸夫課長は、「繁忙期の人手不足解消とともに、取り組みを通じて交流人口を増やし、村や村の農産物の魅力を知ってもらえれば」と期待を寄せています。このプログラムは、地域経済の活性化と農業支援の新たなモデルとして注目を集めそうです。

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