岐阜県瑞浪市で進められているJR瑞浪駅南地区の市街地再開発事業において、大手ゼネコンの長谷工コーポレーション(本社・東京)がマンション建設から撤退することが明らかになった。瑞浪市は新たな建設系事業協力者を募り、事業の継続を図る方針だ。
準備組合総会で説明
JR瑞浪駅南地区市街地再開発準備組合の総会が4月22日に開催され、地権者である瑞浪市は、長谷工がマンション建設に従事できる見通しが立たないため、新たに建設系の事業協力者を決定すると説明した。
長谷工との経緯
準備組合と長谷工は2024年2月に事業協定基本契約を締結。資金計画の概要作成などのコンサルタント業務を委託していた。同年8月の契約終了後もマンション建設を念頭に協力を続けてきたが、2025年春ごろ、長谷工から「各地で再開発事業が相次ぎ、必要な人手を確保できず、建設に携われる見通しが立たない」との申し出があった。
新たな事業協力者の募集
準備組合は2025年3月末から4月13日まで、新たに建設系の事業協力者を募集。6月には新たな事業協力者を選定する予定だ。総会には会員17人が出席し、本年度予算案や再開発組合の設立に向けた議案を可決した。再開発組合の設立は秋ごろになる見通し。
再開発計画の概要
駅南地区の再開発では、商業棟2棟と220台分の立体駐車場棟、11階建てマンションの住居棟を計画。準備組合は2029年3月の開業を目指している。



