香川県坂出市で保線作業員がマリンライナーにはねられ死亡、現場責任者が停電準備中か
2026年3月3日午前0時40分頃、香川県坂出市のJR讃岐府中駅付近で、深刻な鉄道事故が発生しました。保線工事に従事していたJR四国のグループ会社「四国電設工業」(本社:高松市)の社員である男性(47歳、香川県多度津町在住)が、岡山発高松行きの快速電車「マリンライナー」(5両編成)にはねられ、その場で死亡が確認されました。幸いにも、乗客18人にけがはなかったことが報告されています。
事故現場は駅西約30メートルの線路上、停電作業の準備中だった可能性
県警坂出署とJR四国による発表によると、事故現場は讃岐府中駅の西側約30メートルの線路上でした。男性はこの工事の現場責任者を務めており、事故当時、線路上で電気設備の部品交換前に必要な停電作業の準備を行っていたとみられています。作業計画では、快速電車の通過後に工事区間を閉鎖してから実施する予定だったとされていますが、詳細な状況は現在調査中です。
運輸安全委員会が調査官を派遣、原因究明へ
この事故を受け、国の運輸安全委員会は3日、鉄道事故調査官2人を現場に派遣しました。調査官は他の作業員らへの聞き取りを進め、事故の原因を詳細に調べています。安全対策の再点検や再発防止策の検討が急がれる中、関係機関は慎重な調査を続けています。
この事件は、鉄道工事における安全手順の重要性を改めて浮き彫りにしました。地域の交通網に影響を与える可能性もあり、今後の調査結果が注目されます。関係者への哀悼の意が表されるとともに、同様の事故防止に向けた取り組みが求められています。



