香川県坂出市でマリンライナーが作業員と接触、男性が死亡
2026年3月3日午前0時40分頃、香川県坂出市のJR讃岐府中駅付近で、岡山発高松行きの快速列車「マリンライナー」が線路上で作業中の男性と接触する事故が発生した。男性は現場で死亡が確認された。
事故の詳細と被害状況
事故に巻き込まれたのは、電気設備などの工事作業に従事していた40歳代の男性作業員である。当該のマリンライナーは5両編成で、乗客18人を乗せていたが、乗客にけが人は報告されていない。現場は瀬戸大橋を渡る路線の一部であり、鉄道設備の保守点検作業が行われていた区間とみられる。
運輸安全委員会の対応と今後の調査
この重大な事故を受け、国土交通省の運輸安全委員会は3日、事故調査官を現地に派遣することを決定した。調査官は事故現場の検証や関係者への聞き取りを通じて、事故原因の究明に当たる予定である。鉄道安全規制の観点から、作業手順の遵守状況や安全対策の徹底度合いなどが詳細に調査される見込みだ。
マリンライナーは岡山と高松を結ぶ快速列車として親しまれており、瀬戸大橋を経由する路線では頻繁に運行されている。今回の事故は、鉄道作業員の安全確保と運行管理の在り方に改めて注目を集めることとなった。地元警察も現場検証を進めており、業務上過失致死の可能性を含めた捜査を進めている模様である。
関係機関は、事故の再発防止に向けた対策の早期策定を目指すとともに、遺族への支援にも取り組む方針を示している。鉄道事業者側も安全対策の見直しを急ぐとみられ、今後の対応が注目される。



