電動キックスケーター悪質運転で摘発、講習受講命令違反容疑で29歳男性を書類送検
警視庁は3月4日、電動キックスケーターの悪質運転で摘発された後、義務づけられた運転者講習を受けなかったとして、千葉県木更津市の自営業の男性(29歳)を道路交通法違反(受講命令違反)容疑で東京地検に書類送検しました。電動キックスケーターを巡る受講命令違反の摘発は全国で初めての事例となります。
容疑内容と男性の供述
発表によると、男性は2024年10月、東京都内で信号無視と通行区分違反の交通違反で摘発されました。これを受け、都公安委員会から2025年7月12日から10月11日までの期間に運転者講習を受けるよう命令されましたが、男性はこの命令に従わなかった疑いが持たれています。任意の調べでは、男性は「取り締まりに納得できていなかった」と供述し、容疑を認めているとされています。
道路交通法の規定と警視庁の対応
道路交通法では、電動キックスケーターの運転者が信号無視や酒気帯び運転など17種類の交通違反を3年以内に2回以上繰り返した場合などに、運転者講習の受講を義務づけています。今回の事例では、警視庁が男性に対して電話やはがきを通じて計8回にわたり受講を促していたものの、男性が応じなかったことが明らかになりました。
この摘発は、電動キックスケーターの利用が増加する中で、交通ルールの遵守と安全運転の重要性を改めて浮き彫りにするものです。警視庁は今後も同様の違反に対して厳正に対処する方針を示しており、利用者への注意喚起を強化していくと見られます。
