福岡県久留米市山本町耳納の耳納連山で19日午前9時40分ごろ、草刈りをしていた男性から「杉の木が燃えていて、山頂に向かって燃え広がっている」と119番通報があった。県警と消防によると、防災ヘリなどが出動し、上空と地上から消火活動を行ったが、午後6時半現在も火は消し止められていない。
16ヘクタール焼失、複数の熱源を確認
県によると、午後5時時点で約16ヘクタールに燃え広がった。林野部分に複数の熱源が確認されている。負傷者や建物への被害は確認されていないという。県は午後5時に林野火災対策本部を設置。服部誠太郎知事は「火勢が衰えず延焼しており、鎮火のめども立っていない」と説明し、自衛隊に災害派遣を要請した。
夜間は活動を中断、20日朝から再開
夜間は消火活動を避け、20日朝から再開する予定。久留米市では空気が乾燥しているとして、18日から林野火災警報が出ていた。
草刈り機から出火か
県警によると、現場では当時4人が草刈りをしており、通報者は「草刈り機から草に火がついた」と説明している。原因は草刈り機の火花や熱が乾燥した草に引火した可能性が高いとみられる。



