能登地震で被災の輪島塗に新たな命、鎌倉のイベントで150点以上販売へ
被災輪島塗、鎌倉で販売 150点以上、新たな命を

能登半島地震で被災した輪島塗の漆器が、新たな命を吹き込まれ、神奈川県鎌倉市の建長寺で販売されることになった。5月3日と4日に開催される「復興応援マルシェ&震災写真展 能登げんき市場」で、約150点以上の漆器が並ぶ予定だ。

被災した輪島塗を救出、洗浄して再生

石川県輪島市の一般社団法人「のと復耕ラボ」が被災した漆器を回収。鎌倉市の渡辺直乃さん(58)ら5人のボランティアが、倒壊家屋などから運び出し、丁寧に洗浄・手入れを施した。重箱やおわん、足つきの御膳など、さまざまな漆器が販売される。

渡辺さんは「傷ついたものもあるけれど、次の使い手に託すことができれば、漆器が生かされる。能登を応援し、漆文化にも興味をもってほしい」と話す。

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福聚寺が洗浄場所を提供、住職も協力

「海の里創造基金」理事長の森山一城さん(66)は、自身が住職を務める福聚寺(横浜市保土ケ谷区)を漆器の洗浄場所として提供している。「被災した漆器の救出は日本の文化を守る素晴らしい取り組み。能登の復興に向けて、できる者が、できるだけ、できることをやればいい」と語る。

建長寺でのマルシェ、東日本大震災後から復興支援

建長寺は東日本大震災後から復興支援に取り組んでおり、マルシェはかつて境内で開催されていたが、より多くの人が訪れられるように近年は駐車場で行われている。開催時間は午前9時から午後4時まで。売り上げは経費を除き、「のと復耕ラボ」を通じて元の持ち主に届けられる。写真展の観覧には建長寺の拝観料が必要となる。

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