交流サイト(SNS)を通じて戦争や憲法改正に反対するデモが全国的に広がる中、東京都杉並区のJR阿佐ケ谷駅前でも15日夜、ペンライト大集会と題したイベントが開催された。この集会は、地元選出の衆院議員がデモを「ごっこ遊び」と表現したことに反発し、「主権者は私たちだ」と訴える内容となった。
市民の意見表明を軽んじた政治家発言への反骨心
JR阿佐ケ谷駅前で行われたペンライトデモでは、戦争反対などを訴える人々が集まり、数百人の参加者が駅前の広場を埋め尽くした。このイベントは、各地のデモに呼応する形で、地元住民らでつくる「政治をかえる8区の会」が企画。参加者は、スパイ防止法や武器輸出政策の転換などを検討する政府に対し、色とりどりのペンライトを振りながら「戦争反対」の声を上げた。
政治家の発言への抗議
自民党の門寛子衆院議員(東京8区)がインターネット番組で、「(市民のデモ活動は)ごっこ遊びにしか見えない」と発言したことへの抗議も集会の目的の一つだった。川崎市から参加した首藤高広さん(61)は、「本気のごっこ遊び見せてやるぜ」と記したボードを掲げ、「言論を封じる意思を感じる」と語った。
杉並区の大学生、仲條さくらさん(20)も、「主権者は国会議員だと思っているのではないか」と疑問を投げかけ、市民の意見表明の重要性を強調した。
門氏の反論
門氏は自身への批判について、発言の切り取りだとし、SNSで「デモは日本ではもっと気軽にやられるべきですし、表現の自由も過去の歴史を踏まえ崇高なものとして守るべきです」と発信している。



