旧統一教会の清算手続き「年単位かかる」 弁護士が会見、HP開設し信者対応も説明
旧統一教会清算「年単位かかる」 弁護士会見、HP開設 (04.03.2026)

旧統一教会の清算手続きは「年単位」かかる見通し 弁護士が会見で詳細を説明

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散を命じた東京高等裁判所の決定を受け、清算人に選任された伊藤尚弁護士は3月4日夜、東京都内で記者会見を開きました。伊藤弁護士は「非常に難しい仕事だ。中立公正に進めていきたい」と語り、清算手続きには「年単位の時間がかかる」との見通しを示しました。清算に関する情報を提供するため、専用のホームページ(HP)も開設されました。

清算実務は100人以上で全国施設を訪問 信者への配慮も表明

伊藤弁護士は、教団の堀正一会長と面談したことを明かし、清算実務を担うチームは100人以上で構成されていると説明しました。このチームは4日から全国各地の教団施設への訪問を開始し、5日以降も継続する見通しです。信者に対しては「個人の信仰に基づく行為は制約されない」と述べ、清算業務に支障のない範囲での施設利用を検討するとしました。

違法勧誘の損害賠償請求受け付けを約1年間実施 5月中旬以降開始へ

違法な勧誘による献金に関連する新たな損害賠償請求などの申し出期間を、約1年間設ける方針を明らかにしました。受け付け開始は5月中旬以降を想定しており、詳細はホームページで随時発表されます。問い合わせ用のコールセンターは電話(0570)666542で、平日午前9時から午後5時まで対応します。

清算手続きは複雑で長期化が見込まれる中、伊藤弁護士は透明性と公正さを重視し、関係者への丁寧な説明を続けていく姿勢を示しています。今後の進捗はホームページを通じて公表される予定です。