東京出入国在留管理局は19日、2026年のゴールデンウイーク期間(4月29日から5月10日まで)における成田空港と羽田空港の出入国者数を公表した。両空港を合わせた総数は約190万人となり、前年の同時期と比較してほぼ横ばいの結果となった。
成田空港の状況
成田空港の出入国者は111万6290人で、前年同期比1%の減少となった。内訳は、日本人が36万2080人(前年比16.2%増)、外国人が75万4210人(同7.6%減)だった。日本人の増加が顕著である一方、外国人の減少が全体を押し下げた。
渡航先ランキング
成田空港からの渡航先で最も多かったのは韓国で11万8400人、次いで台湾が6万5100人、米国が5万6500人と続いた。中国は前年比で約4万人減少し、5万2300人にとどまった。中国向け渡航者の落ち込みが目立つ結果となった。
羽田空港の状況
羽田空港の出入国者は78万4400人で、前年同期比0.7%の微増となった。成田とは対照的に、羽田ではわずかながら増加を示した。両空港を合わせた総数は190万690人で、前年比0.5%減とほぼ横ばいを維持している。
総合分析
今回のデータから、ゴールデンウイーク期間中の国際旅客流動は、中国市場の低迷が影響しつつも、他のアジア諸国や米国への需要が堅調であることが浮き彫りとなった。日本人出国者の増加傾向は、円安や経済回復を背景とした海外旅行需要の高まりを示唆している。



