沖縄県・石垣島北方の排他的経済水域(EEZ)において、海洋調査を行っていたとみられる中国船が、29日午前0時20分ごろにEEZを離脱したことが、第11管区海上保安本部(那覇)の確認により明らかになった。
経緯と海上保安庁の対応
第11管区海上保安本部によると、この中国船がEEZ内で調査活動を行っているとの情報を受け、巡視船が現場に急行。15日午後0時30分ごろ、同船がワイヤのようなものを海中に延ばしているのを発見した。海上保安庁は直ちに無線で「同意のない海洋の科学的調査は認められない」と中止を要求していた。
海域と行動の詳細
問題の海域は石垣島北方約75キロメートルの地点で、中国船はEEZ内で何らかの調査を実施していた模様だ。海上保安庁は引き続き警戒監視を強化し、領海やEEZにおける違法な調査活動に対して厳正に対処する方針を示している。
今回の事案は、日本の排他的経済水域における中国の海洋調査活動が国際法上の問題をはらむ可能性があるとして、関係機関が注視している。政府は外交ルートを通じて中国側に抗議し、再発防止を求める見通しだ。



