紛失した覚醒剤鑑定用試薬キット、捜査車両内から無事発見
大阪府警は4月4日、泉佐野署で紛失していた覚醒剤鑑定用の試薬キット1袋が、署の捜査車両内から見つかったと発表しました。使用された形跡は確認されず、キットは当初保管されていた時と同様のチャック付きポリ袋に入った状態で発見されました。
捜査車両のトランク内で発見
府警薬物対策課によると、試薬キットは同日午前11時半ごろ、泉佐野署の駐車場に止めてあった捜査車両の後部トランク内で発見されました。このキットには微量の濃硫酸など、毒物及び劇物に指定された成分が含まれています。
試薬キットは今年2月25日に同署に配備され、署内の鍵付き冷蔵庫で厳重に保管されていました。しかし、4月1日に捜査で使用しようとした際、1袋がなくなっていることが判明し、府警は3日に紛失を公表していました。
保管管理の不徹底が判明
府警は試薬キットを冷蔵庫から持ち出す際、署幹部の立ち会いのもとで出納記録を作成するよう各署に指示していました。しかし、今回のケースではこの手順が徹底されていなかったことが明らかになりました。
府警は現在、試薬キットがなぜ冷蔵庫から捜査車両内に移動したのか、紛失に至った詳細な経緯について引き続き調査を進めています。安全管理プロトコルの見直しも検討される見込みです。
今回紛失した試薬キットは覚醒剤の鑑定に使用される専門的な資材であり、適切な管理が求められるものです。府警は再発防止に向け、保管・運用体制の強化を図るとしています。



