広島県警の巡査が大麻所持・使用で懲戒免職処分に
広島県警察は2026年2月27日、大麻を所持し使用したとして、東広島警察署刑事2課に所属する30代の巡査を懲戒免職処分としたことを正式に発表しました。この巡査は既に麻薬取締法違反(所持)の容疑で逮捕・起訴されており、使用容疑についても追加送検されている状況です。
警察施設内での使用も認める衝撃の供述
県警監察官室の調査によれば、当該巡査は昨年2025年12月16日、自身が居住する官舎(警察職員用住宅)において乾燥大麻を所持し、実際に使用していたことが明らかになりました。捜索の結果、自宅からは大麻片約5.5グラムに加えて、大麻リキッドや合成麻薬の一種であるLSDなども押収されました。
巡査は取り調べに対し、「仕事上のストレスがきっかけで使い始め、やめることができなかった」と動機を説明したと伝えられています。さらに、「警察署内のトイレや、捜査活動に使用する車両の中で大麻リキッドを使用した経験がある」と具体的な使用場所を認める供述を行いました。また、広島県警に転勤してから約20回にわたり大麻を購入していたことも告白しています。
経歴と今後の対応
問題となった巡査は、以前は高知県警察に勤務しており、2024年春に広島県警へ採用された経歴を持ちます。今回の不祥事は、警察組織内部における深刻な規律違反として、広島県警が厳正な処分を下すに至りました。
この事件は、公務員であり法の執行者である警察官による薬物犯罪として、社会的な信頼を大きく損なう事案となっています。県警関係者は、「職員の綱紀粛正を徹底し、再発防止に全力を尽くす」とコメントしており、内部の監査体制やメンタルヘルス支援の見直しが進められる見込みです。
現在、司法手続きが進行中であり、巡査は刑事裁判でその責任が問われることになります。警察組織全体の信頼回復に向けた取り組みが、今後より一層求められる状況です。



