証券口座乗っ取り収益を詐取疑い 無職の男を逮捕、530万円不正送金
証券口座乗っ取りグループが株の不正取引で得たとみられる現金約530万円を自身の銀行口座に送金したとして、警視庁は2月19日までに、電子計算機使用詐欺の疑いで、住所不定、無職の山谷健太郎容疑者(28)を逮捕しました。捜査関係者への取材で明らかになりました。
グループ側の口座から自身の口座へ不正送金
逮捕容疑は、昨年4月に滞在中の福島県郡山市で3回にわたり、乗っ取りグループとみられる人物が証券口座に保管していた約530万円を、権限なく自身の銀行口座に振り込んだというものです。現金は、山谷容疑者がグループ側に譲り渡した疑いがある証券口座に預けられていました。
捜査関係者によると、山谷容疑者はIDやパスワードを知っており、グループ側が取引した通知を証券会社から受け取った後、口座にログイン。残高の全額を自身の銀行口座に振り込み、借金の返済やギャンブルに使用したとされています。
過去にも詐欺容疑で逮捕・起訴
山谷容疑者は今年1月、譲渡目的で証券口座を不正に開設したとして詐欺容疑で逮捕され、今月、同罪で起訴されていました。今回の事件は、昨年4月に証券取引等監視委員会から警視庁に情報提供があったことをきっかけに捜査が進められました。
この事件は、証券口座の不正利用やサイバー犯罪の深刻さを浮き彫りにしており、警視庁は引き続き詳細な捜査を進めています。関係者への影響や今後の捜査の行方に注目が集まっています。



