北朝鮮による拉致被害者の家族会や支援団体「救う会」は2026年5月30日、東京都千代田区で被害者の即時一括帰国を求める「国民大集会」を開催した。主催者発表で約800人が集まり、高市早苗首相も出席。集会では、親世代が存命のうちに全ての拉致被害者を帰国させるよう日朝両政府に求める決議案が採択された。
横田拓也さんの訴え
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの弟で家族会代表の横田拓也さん(57)は、「このような理不尽が許されてはならない」と語り、長期化する拉致問題への強い憤りを示した。また、めぐみさんの母・早紀江さん(90)は「帰ってきてよかったと必ず思える日が来るようにお力をお寄せください」と参加者に支援を呼びかけた。
高市首相の対応
高市首相は集会で、日朝首脳会談を含む「あらゆる選択肢を排除せず」に、「日朝双方で地域の平和と安定に向けて着実に取り組んでまいりたい」と述べ、拉致問題解決への決意を表明した。
集会には拉致被害者の家族や支援者が多数参加し、早期解決への強い思いを共有した。拉致問題は依然として未解決であり、家族の高齢化が進む中、一刻も早い全員帰国が求められている。



