昨年5月の大相撲夏場所限りで現役引退した元小結北勝富士の大山親方(33)=本名中村大輝、埼玉県出身、八角部屋=の引退相撲が30日、東京・両国国技館で行われた。断髪式では豊昇龍、大の里の両横綱をはじめ、約300人がはさみを入れ、親方は時折目を潤ませながら「多くのお客さんに見守っていただいてうれしかった」と感謝の言葉を述べた。
押し相撲で金星7個を獲得
日体大から2015年春場所に初土俵を踏んだ大山親方は、おっつけを生かした押し相撲で金星7個を獲得。師匠で日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)の止めばさみで大銀杏に別れを告げると、「一つの節目。終わったなという感じ」としみじみと語った。
最後の一番は同学年のライバルと
引退相撲の最後の一番では、同学年のライバルである元大関の幕内御嶽海を送り出し、観客から大きな拍手が送られた。大山親方は「多くの方に支えられてここまで来られた。感謝の気持ちでいっぱいです」と述べ、新たな一歩を踏み出した。



