青森県が運用するクマの出没情報サイト「くまログあおもり」に、虚偽の情報が相次いで投稿されている問題で、県は複数の人物が連続してウソの情報を投稿していたことを突き止めた。県は19日、偽計業務妨害の疑いもあるとみて、県警に関連情報を提供した。
サイトの仕組みと問題点
「くまログあおもり」は、クマを目撃した場所や日時、頭数などを誰でも自由に投稿できるシステムで、投稿内容はすぐに公開される。しかし、実際にはあり得ない「目撃頭数300」という投稿や、「ヒグマが線路上で乱闘」「熊が隊列を作って行進」といった明らかな虚偽情報が複数投稿され、住民の混乱を招いた。
県の対策
悪意のある投稿を減らすため、県は19日、投稿時に電話番号の入力を必須とする欄を新たに設置したと発表した。電話番号を入力しないと情報はサイトに反映されない。また、必要に応じて市町村などが投稿者に連絡し、情報内容の確認を行うという。
宮下宗一郎知事は19日、自身のX(旧ツイッター)で「悪意で混乱をもたらす人物については、毅然とした対応をとる」と表明し、厳しい姿勢を示した。
今後の対応
県は、虚偽投稿が偽計業務妨害に当たる可能性があるとして、警察と連携して捜査を進める方針。また、サイトの信頼性向上のため、投稿内容の確認体制を強化する予定だ。



