愛知の80代男性、SNS型投資詐欺で8億7千万円被害 県内過去最高
愛知の80代男性、SNS型投資詐欺で8億7千万円被害

愛知県内に住む80代の男性が、SNS型の投資詐欺により約8億7千万円もの被害を受けたことが、県警への取材で明らかになった。この額は、同県内で確認された特殊詐欺の被害としては過去最高とみられている。

事件の経緯

県警組織犯罪特別捜査課の発表によると、男性は今年、著名人の名前を掲載した投資関連のネット広告をクリックし、その後メッセージアプリのLINEに誘導された。何者かによって、あたかも利益が出ているように見せかけるアプリをインストールさせられた上、「投資をすれば利益が得られる」と繰り返し勧められた。男性はこれに応じ、金地金や現金など合計8億7千万円をだまし取られた。

男性はその後、「利益を引き出すには手数料が必要」と言われたことに不審を抱き、今月になって県警に通報した。現在、県警は詐欺事件として捜査を進めている。

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SNS型投資詐欺の急増

警察庁のまとめによると、昨年のSNS型投資詐欺の被害件数は9538件、被害額(暫定値)は1274億円に上り、いずれも2024年の約1.5倍に増加している。SNSやネット広告をきっかけに、投資名目で金銭を騙し取る手口が全国的に広がっており、高齢者を中心に深刻な被害が相次いでいる。

被害防止の呼びかけ

県警は、「著名人をかたる投資話や、簡単に利益が出るという甘い言葉には要注意」と注意を呼びかけている。また、不審なアプリのインストールを求められた場合や、金銭の要求があった場合には、すぐに警察や消費生活センターに相談するよう促している。

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