岐阜市ゆかりの3選手がデフリンピック東京大会の活躍で岐阜市栄光賞を受賞
岐阜市ゆかりの3選手がデフリンピックで栄光賞受賞 (04.03.2026)

岐阜市ゆかりの3選手がデフリンピック東京大会の活躍で岐阜市栄光賞を受賞

岐阜市は3日、昨年11月に開催された聴覚障害者による国際スポーツ大会「デフリンピック東京大会」に出場した市ゆかりの3選手に「岐阜市栄光賞」を贈呈しました。授賞式は岐阜市役所で行われ、柴橋正直・岐阜市長から直接表彰が行われました。

水泳で自己ベストを更新した荒川輝久選手

日本大学2年の荒川輝久選手(20)は、水泳男子50メートル、100メートルバタフライ、100メートル自由形の3種目に出場しました。いずれの種目でもベストタイムを記録し、「納得できる最高の泳ぎができた」と振り返っています。大会前は自分の聴覚障害に対して否定的なイメージを持っていたものの、今回の経験を通じて「聴覚障害という武器があったからこそ出場できた」と前向きに捉えるようになりました。さらに、外国の選手たちとの交流も貴重な経験となったと笑顔で語りました。

オリエンテーリングで5位入賞を果たした堤大揮選手

市内在住の会社員、堤大揮選手(39)は、地図とコンパスを活用して山野に設置されたチェックポイントを順番に通過する「オリエンテーリング」に出場しました。混合スプリントリレーでは5位に入賞し、「壮大な景色の中での競技が楽しめた」と感想を述べています。また、世界レベルの高さを実感したことで、自身の競技力向上だけでなく、若い選手の育成や普及活動にも力を入れたいと意気込んでいます。

けがを乗り越えて出場した渡辺健太選手

市内で学生時代を過ごした宮大工の渡辺健太選手(51)は、男子レスリンググレコローマン60キロ級に出場しました。大会直前の合宿であばら骨にひびが入るけがを負いながらも、会場を沸かせる力強い試合を見せました。「自分が練習してきたことを出し切れた大会で、参加できてよかった」と語り、応援してくれた人々への感謝の気持ちを強調しました。

岐阜市栄光賞は、国内外で顕著な活躍をした個人や団体を表彰する制度で、今回の3選手の受賞は、聴覚障害者スポーツの普及と地域の誇りを高めるものとして注目されています。デフリンピック東京大会は読売新聞社が協賛し、多くの選手が国際舞台で輝きを放ちました。