群馬で高齢者を狙った金地金詐欺、初の手口で約2300万円被害
群馬で金地金詐欺、高齢者に約2300万円被害 (07.03.2026)

群馬県内で初確認、高齢者を狙った金地金詐欺の手口

前橋署は6日、前橋市に住む無職の男性(86歳)が、時価約2300万円の金地金をだまし取られる被害に遭ったと発表しました。同署によると、金を購入させてだまし取るという手口が確認されたのは、群馬県内では初めてのことです。

巧妙な電話詐欺の手口

発表によりますと、被害は昨年9月13日に始まりました。男性の自宅に、静岡県警などを名乗る男らから電話がかかってきたのです。男らは「詐欺の犯人の疑いがかかっている」と告げ、男性に身の潔白を証明するためには一時預かり金を払う必要があると説明しました。

さらに、「まず金地金を購入するように」と指示し、10月6日には男が手配した業者から、時価計2285万5800円の金地金4本を購入させました。

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公衆便所で金地金を回収

その後、10月9日には男から「金融庁の職員が金地金を回収する」との指示を受け、男性は自宅近くの公衆便所の個室に金地金を置くように言われました。男性が指示に従って金地金を置いたところ、そのままだまし取られてしまったのです。

この事件は、高齢者を標的にした特殊詐欺の新たな手口として注目されています。前橋署は、同様の手口に注意を呼びかけるとともに、事件の詳細な捜査を進めています。

群馬県内では、従来のオレオレ詐欺や還付金詐欺などは確認されていましたが、金地金を購入させてだまし取る手口は初めてのケースです。被害額の大きさからも、特に警戒が必要な犯罪手法と言えるでしょう。

警察関係者は「高齢者を狙った詐欺は手口を巧妙化させており、不審な電話には絶対に応じないよう注意してほしい」と訴えています。また、金融機関や地域の見守り活動を通じた防止策の強化が急務となっています。

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