長野県の落とし物が過去最多22万件超、証明書類やカード類が目立つ
長野県の落とし物が過去最多22万件超、証明書類が目立つ (30.03.2026)

長野県内の落とし物が22万件超、データ残る範囲で過去最多に

長野県警察会計課が明らかにしたところによると、昨年1年間に県警に届けられた落とし物の件数が、現在の遺失物法が施行された2008年以降で最多となる22万6549件に達した。これは、2008年の約9万9千件から約2.3倍に増加した計算となる。特に商業施設で拾われるケースが増加しており、県民の意識向上が背景にあると分析されている。

落とし物の内訳と特徴

落とし物の内訳を詳細に見ると、以下のような傾向が浮かび上がる。

  • 証明書類・カード類(運転免許証、健康保険証など):27.1%
  • 生活用品(ハンカチ、食器、自転車など):9.5%
  • 衣類・履物類:8.3%

現金の落とし物は合計2億5994万円で、前年比で2683万円減少した。100万円以上の高額現金の落とし物は4件確認されており、うち3件は既に持ち主に返還されている。

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珍しい事例と県警の呼びかけ

昨年3月24日には、運行中の特急あずさの車内で乗客がヘビ1匹を発見するという珍しい事例も発生した。塩尻駅で停車し、塩尻署に届けられたこのヘビは、発見された当日中に飼い主の元へ無事返還されたという。

県警会計課の担当者は、落とし物の増加について「拾ったら警察に届けるという意識が、向上しているからではないか」と分析。さらに、「立ったり座ったりしたときに、ポケットから物が落ちていないか、かばんのチャックが閉まっているかを確認してほしい」と注意を呼びかけている。

今後の課題と展望

落とし物の増加は、県民のモラル向上を示す一方で、紛失防止の啓発活動が一層求められる状況となっている。県警では、引き続き遺失物の適切な処理と返還に努めるとともに、市民への注意喚起を強化していく方針だ。

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