北陸電力は20日、同社が関係する訴訟の一部において、2013年以降、複数の社員が裁判所の許可を得ずに法廷でのやりとりを録音していたことを明らかにした。この行為は社内向けの報告書を作成するために行われたと説明している。
他社の事例を受けた内部調査で発覚
北陸電力は、他の電力会社で同様の無断録音が発覚したことを受け、社内調査を実施。その結果、自社でも同様の行為が行われていたことが判明した。同社は「法令に抵触する不適切な行為」と認め、再発防止に万全を期すとコメントした。
録音データは削除、詳細は不明
北陸電力によると、録音データは既に削除されており、件数やどの訴訟で行われたかは明らかになっていない。また、外部への流出は確認されていないという。今後の処分については、詳細を検討した上で判断する方針。
民事訴訟規則では、裁判官の許可なしに法廷でのやりとりを録音することを禁じている。今月8日以降、中部電力、九州電力、関西電力も同様の無断録音を公表しており、電力業界全体での法令順守の徹底が求められている。



