群馬県の110番受理件数が過去最多14万537件に 防犯意識の高まりが背景
群馬県110番受理件数が過去最多14万537件に

群馬県の110番受理件数が過去最多を記録 防犯意識の高まりが背景に

群馬県警察の発表によると、昨年1年間に受理した110番通報の件数は、前年比1912件増加し、14万537件に達しました。この数字は、統計が残る1996年以降で最も多く、過去最多を更新する結果となりました。県警は、交通事故や交通違反の通報に加えて、不審な人物や車両に関する通報が増加したことが影響したと分析しています。

防犯意識の向上が通報増加の要因か

県警は、昨年相次いだ闇バイトを利用した強盗事件などを契機に、住民の防犯意識が高まったことが、通報件数増加の主な要因とみています。県警通信指令課の須賀睦介次席は、「緊急時には迷わず110番を利用してほしい」と強調しつつ、緊急性のない相談や要望については警察相談専用電話(#9110)の利用を呼びかけています。

通報内容の内訳と特徴

通報内容の内訳を詳しく見ると、「交通関係」が5万1363件(前年比696件増)で最も多く、次いで不審な人物や車両の通報を含む「各種情報」が3万4481件(同711件増)でした。また、クマやイノシシなどの野生動物の目撃情報の通報も1006件(同72件増)あり、地域の安全に対する関心の高さがうかがえます。

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一方で、相談や要望など緊急性のない通報も1万8807件(同246件増)に上り、全体の13.4%を占めました。このような通報は、警察相談専用電話の利用が推奨されており、緊急時の対応に支障を来さないよう配慮が求められています。

110番映像通報システムの活用状況

県警が2023年度から運用を開始した「110番映像通報システム」の利用件数は148件(前年比37件減)でした。このシステムでは、通報者が現場の映像や写真を送信することができ、特に行方不明者に関する画像の送信が104件あり、そのうち21人の発見につながる成果を上げています。須賀次席は、「画像や映像の送信依頼への協力もお願いしたい」と述べ、システムの活用を促しています。

110番の受理件数は2021年以降増加傾向が続いており、県民の安全確保に向けた取り組みが一層重要になっています。県警は、適切な通報方法の周知と、緊急時における迅速な対応の両立を目指し、今後の活動を強化していく方針です。

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