アジア・アジアパラ大会控え救急訓練 名古屋で医療・救急・警察が連携確認
アジアパラ大会控え救急訓練 名古屋で連携確認

アジア・アジアパラ競技大会控え大規模救急訓練 名古屋で医療・救急・警察の連携強化

藤田医科大病院(愛知県豊明市)と名古屋市消防局などは2月24日、名古屋市緑区の同大学グラウンドにおいて、大規模な救急医療連携訓練を実施しました。この訓練は、今秋に開催が予定されているアジア・アジアパラ競技大会を控え、競技場で発生した事件を想定して行われ、医療機関・救急・警察の3者が緊密に連携する能力を確認することを目的としています。

多数負傷者を想定した実践的なシナリオ

訓練には、同病院のドクターヘリや救急車など車両16台、約90人が参加しました。具体的なシナリオとしては、競技場の客席において刃物を持った男1人が暴れ、子どもや高齢者を含む12人の負傷者が発生したという緊急事態を設定しました。

訓練の流れは、まず警察が犯人を確保した後、救急隊が次々と現場に到着。救急隊員たちは負傷者役に対して応急措置を施すとともに、負傷の程度に応じて治療の優先順位を決定する「トリアージ」を実施しました。その後、ドクターヘリで到着した医師が詳細な診断を行い、負傷者の搬送順位を最終決定。各病院へは救急車やドクターヘリを活用して迅速に送り出されました。

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国際イベントに向けた連携力の向上

藤田医科大病院の岩田充永副院長は訓練後のコメントで、「国際的な大規模イベントが控える中、医療機関・救急・警察の3者が一体となって連携する力が、市民の安心と安全に直接つながると確信しています」と述べました。さらに、「今回の訓練で得られた経験を活かし、今後も各機関の結束をさらに高め、万全の体制を整えていきたいと考えています」と意欲を語りました。

この訓練は、アジア・アジアパラ競技大会のような国際イベント開催時に発生し得る緊急事態に対応するため、実践的な連携プロセスを確認する重要な機会となりました。地域の医療・救急・警察関係者は、実際の事件や事故が起きた際に迅速かつ効果的な対応ができるよう、継続的な連携強化に取り組んでいく方針です。

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