神奈川県川崎市高津区の生涯学習施設「高津市民館」は、子どもたちを対象に、約700人を収容できる大ホールで歌やダンスを披露するイベント「憧れの舞台に立ってみよう!」の参加者を募集している。舞台未経験者でも気軽に挑戦できるよう、区内で市民ミュージカルを手がける地域コミュニティー団体「コトノハ」が全面的にサポートする。
大規模改修前の最後のチャンス
このイベントは、大ホールが10月から約1年半にわたる改修工事で使用できなくなる前に、比較的利用が少ない子ども世代にもっと同館を活用してもらおうと初めて企画された。自主事業担当の竹本はるかさん(36)は「舞台に憧れを抱く子どもは多い。経験のない子もぜひ挑戦してほしい」と参加を呼びかけている。
対象と応募方法
対象は同区に住むか通学する小中高生の団体または個人。演目は演劇、ダンス、歌、朗読、漫才など分野は問わない。参加費は無料で、定員は8組。応募多数の場合は選考で決定する。
希望者は、同館のホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、同館の窓口に提出する。締め切りは6月10日。6月17日に参加者を決定し、ホールの下見や発表内容の確認を経て、8月31日にリハーサルを行い、9月1日の発表会に臨む。
コトノハのサポート
事前の準備や当日の運営を支援するコトノハは、フリーダンサーとして活動してきた大木寛子さん(39)や幼児教育者の駒井初子さん(36)ら区内在住者が「表現を使って高津をワクワクできる町にしたい」と結成した団体だ。2023年、2024年、そして今年1月の計3回、プロの演出家やスタッフの協力を得て、同館大ホールや区内の市大山街道ふるさと館で市民ミュージカルを公演した。いずれも演劇初心者らが、1日または2日間のワークショップと稽古を経て舞台に立った。
今回のイベントでも、こうした舞台経験のノウハウを参加者に伝授する。大木さんと駒井さんは「イベントを通じて表現に対するハードルが下がり、またやってみたいと思ってもらえればうれしい」と話している。
問い合わせは同館(電話044-814-7603)へ。



