福島県の小中学生、体力テストで全国平均を下回る
福島県教育委員会は15日、2024年度の全国体力テストの結果を公表しました。県内の小中学生の体力合計点は、全国平均を下回り、特に持久力と柔軟性の項目で顕著な低下が見られました。
結果の詳細
小学校6年生の体力合計点は男子が52.3点(全国平均53.8点)、女子が53.1点(同54.2点)でした。中学校2年生では男子が41.5点(同43.1点)、女子が46.8点(同48.2点)でした。持久力を測る20mシャトルランの回数は、小学生男子で平均42.5回(全国44.1回)、女子で35.2回(同36.8回)と低水準でした。また、長座体前屈による柔軟性も、小学生男子で31.2cm(全国33.5cm)、女子で36.8cm(同38.9cm)と全国平均を下回りました。
専門家の見解
福島大学の佐藤教授は「スマートフォンやゲームの使用時間増加が体力低下の一因」と指摘。また、「コロナ禍による運動機会減少の影響が続いている」と述べ、家庭や学校での積極的な運動促進が必要だと強調しました。
県の取り組み
福島県教育委員会は、2025年度から「ふくしまっ子体力向上プロジェクト」を開始。各学校に運動プログラムを導入し、休み時間の外遊び推進やスポーツイベント開催などに取り組む方針です。



