群馬県上野村の山林火災、延焼続く 焼失面積21ヘクタール超に
群馬県上野村乙母地区で21日に発生した大規模な山林火災は、22日になっても延焼が続いており、消火活動が継続されています。県や多野藤岡広域消防本部によれば、21日午後9時25分時点での焼失面積は約21.2ヘクタールに達し、火勢は西方向へ広がっている状況です。
自衛隊も投入 ヘリ4機による懸命な消火作業
群馬県は21日、陸上自衛隊に対して災害派遣を要請し、22日は午前6時半から、群馬県と埼玉県、そして自衛隊のヘリコプター計4機が消火活動に当たっています。上空からはヘリによる散水作業が繰り返し行われ、地上の消防隊員と連携して鎮火を目指しています。
現地ではプレハブ小屋1棟が全焼する被害が出ましたが、これまでのところ、火災によるけが人は確認されていません。関係機関は住民の安全確保に努めながら、消火作業を急いでいます。
延焼防止へ総力戦 地域の懸念高まる
上野村は豊かな自然に囲まれた地域であり、今回の火災がさらに拡大すれば、貴重な森林資源に深刻な影響を与える可能性があります。消防関係者は「風向きや乾燥状態によっては、延焼がさらに広がる恐れがある」と警戒を強めており、消火活動は時間との戦いとなっています。
地元住民からは「山林が燃え続ける様子を見るのは心が痛む」といった声も聞かれ、早期鎮火を願う思いが広がっています。県や消防本部は引き続き状況を注視し、必要に応じてさらなる支援体制を強化する方針です。



