立憲民主党の代表代行やみんなの党の幹事長を歴任した江田憲司・元衆院議員(70)が5月21日、次期衆院選には立候補せず、政界を引退する意向を明らかにした。江田氏は神奈川8区(横浜市緑区、青葉区)を地盤とし、2026年2月の衆院選では中道改革連合から出馬したが、自民党候補に敗れていた。
記者会見で引退表明
江田氏は21日、神奈川県庁で記者会見を開き、「選挙結果が示した民意を厳粛かつ真摯に受け止め、政治家としての活動にひと区切りをつける」と述べた。会見には約30人の報道関係者が集まり、江田氏は淡々とした口調で決意を語った。
経歴と実績
通産省(現経済産業省)官僚出身で、橋本内閣では首相秘書官を務めた。2002年の衆院補選に無所属で出馬し初当選。以来、みんなの党や立憲民主党などに所属し、通算8回の当選を重ねた。党内では政策通として知られ、特に経済政策や行政改革で存在感を発揮した。
今後の活動
江田氏は政界引退後も、言論活動を通じて政治との関わりを継続する方針を示している。具体的には、講演や執筆活動などを通じて、自身の経験や見解を発信していく見通しだ。
関連する政治情勢
2026年2月の衆院選では、中道改革連合が惨敗し、江田氏を含む多くの重鎮が落選した。この結果を受け、野党再編の動きが加速する可能性がある。江田氏の引退表明は、中道派の求心力低下を象徴する出来事として注目される。



