女性騎手初のクラシック挑戦、今村聖奈がオークスで歴史的GⅠ制覇狙う
日本中央競馬会(JRA)の女性騎手、今村聖奈(22)が24日、GⅠオークス(東京競馬場、芝2400メートル)に参戦する。皐月賞、日本ダービー、菊花賞、桜花賞、オークスの5大クラシックレースにJRAの女性騎手が臨むのは初めて。優勝すれば、JRAの女性ジョッキーとして初のGⅠ制覇となる。
今村はデビュー5年目で、日本の女性騎手の中でもトップランナーの一人だ。新人だった2022年には年間51勝を挙げ、男性騎手を含めた新人騎手の勝利数で歴代5位という成績を残した。
ルーキー時代の快挙
2022年7月のCBC賞(GⅢ)では、2番人気のテイエムスパーダを鮮やかな逃げ切り勝ちに導いた。1984年のグレード制導入以降、ルーキーシーズンに重賞初騎乗で勝利したのは史上4人目。女性騎手としては初の快挙を果たした。
2年目は25勝、3年目はけがなどの影響でやや低迷したが、4年目となる今年は持ち直し、オークス出走の権利を獲得した。
相棒ジュウリョクピエロの実力
オークスで騎乗するジュウリョクピエロは、4月12日の忘れな草賞を制した実力馬。豪快な追い込みが持ち味で、2400メートルの距離もこなせる。今村とのコンビで、GⅠの壁に挑む。
女性騎手が挑むGⅠの壁
JRAではこれまで、女性騎手がGⅠを制した例はない。海外に目を向けると、英国のホリー・ドイルやフランスのミカエル・ミシェルなど、活躍する女性騎手は増えている。日本でも徐々に環境は整いつつあるが、トップレベルでの成功例はまだ少ない。
今村は「女性初」のプレッシャーを感じつつも、自身の実力を信じてレースに臨む。オークスでの結果が、今後の女性騎手の道を切り開く一歩となるかもしれない。



