暫定予算案めぐり野党が政府を厳しく批判 「判断遅すぎ」「首相のメンツ優先」と指摘
暫定予算案で野党が政府批判 「判断遅すぎ」「首相のメンツ」

暫定予算案をめぐり野党が政府に厳しい批判 判断の遅さと「首相のメンツ」優先を問題視

政府が2026年度当初予算案の年度内成立が困難な情勢を踏まえ、国会に提出した暫定予算案について、中道改革連合、国民民主、公明などの野党各党は2026年3月27日、賛成する方針を示しつつも、政府の判断の遅さや見通しの甘さを厳しく批判した。特に高市早苗首相の姿勢に対しては、「首相のメンツ」を優先したとの指摘が相次いでいる。

公明党が「政府の判断が遅すぎた」と批判

公明党の西田実仁幹事長は27日の記者会見において、暫定予算案の提出について「政府の判断が遅すぎた」と明確に批判した。さらに、高市首相が衆院解散・総選挙に踏み切ったことで当初予算案の審議開始が遅れた点を指摘し、「通年のような議論の時間がないなかで、最後まで暫定予算を出すことに否定的だったのは解せない」と述べ、政府の対応に疑問を投げかけた。

野党側は早期から暫定予算案を提案

野党側は当初から、当初予算案を丁寧に審議するため、「つなぎ」となる暫定予算案の編成を提案していた。しかし、高市首相は年度内成立を譲らなかった経緯があり、この点が批判の対象となっている。中道改革連合の小川淳也代表は会見で、「国民生活の安定と国会審議の尊重の両立を図るための解」が暫定予算案だったと強調した。

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与党の見通しの甘さと「首相のメンツ」優先を指摘

小川代表は、与党が当初予算案を強硬に衆院通過させても、少数与党の参院では与党ペースで議事が進まないことを念頭に、「見通しが甘かった」と断じた。さらに、政権が年度内成立にこだわった背景には、「首相のメンツ」を優先しようとする姿勢があったことも批判した。この指摘は、高市政権の政治姿勢に対する厳しい視線を反映している。

国民民主党の榛葉賀津也幹事長も同様の見解を示し、野党全体として政府の対応に不満を表明している。暫定予算案の提出が遅れたことで、国会審議の混乱や国民生活への影響が懸念される状況となっている。

政府側は暫定予算案の閣議決定を進めており、高市首相は年度内成立へのこだわりを維持しているが、野党からの批判は今後も続きそうだ。この問題は、与野党の対立を深めるとともに、国会運営の在り方にも影響を与える可能性が高い。

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