「まんじゅうや」実家の売り上げ好調 茨城・神栖市長、県選管の裁決に苦言
「まんじゅうや」実家の売り上げ好調 神栖市長、裁決に苦言

茨城県神栖市長選で投票用紙に「まんじゅうや」「だんごさん」と記載された票の扱いを巡り、県選挙管理委員会から当選無効の裁決を受けた木内敏之市長(65)が22日、報道陣の取材に応じ、自身の思いや実家の菓子店への影響について語った。

報道効果で菓子が飛ぶように売れる

木内氏は「こんなこと言っていいのかわからないけど、報道があってから、だんごが売れに売れて……おふくろも大喜び。当選をめぐっては、最後まで戦いますよ」と述べ、予想外の好反応に驚きを隠さなかった。

実家の木内製菓は、まんじゅうやだんごなどの和菓子を製造し、県内外のスーパーなどに卸している。今回の騒動で広く報道された影響について、木内氏は「出荷先の東京のスーパーでも、だんごがすぐ売れちゃうらしく、妹が『製造が大変』って言っていた。おふくろも『こんなことあるんだ』と大喜び」と説明した。

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裁決への憤りと今後の法廷闘争

一方で、県選管の裁決には強い不満を示した。「子どものころから、神栖では『まんじゅうやのトシ』で通ってきたんだ。これが認められなかったら、自分の人生、何やってきたか、ということになる」と憤りを見せた。

裁決による公務への影響は「とくにない」としつつ、「今は私が市長。市政をきちんと前に進めていく」と強調。月内にも東京高裁に訴えを起こす方針で、「当選無効については最後まで裁判で争うつもりだ」と改めて述べた。

くじ引き当選から波乱の展開

昨年11月の神栖市長選では、木内氏と対立候補の得票が同数となり、くじ引きで木内氏が当選。投票用紙に「まんじゅうや」「だんごさん」と書かれた票を市選管が木内氏の票と判断した。これに対し、相手候補が当選無効を求めて県選管に不服申し立て。県選管は「木内氏の通称として広く使用されていると認めるに足りる証拠はない」として、当選無効の裁決を下していた。

新商品のアイデアも

新商品を出す計画があるか問われると、木内氏は「うーん、『くじ引きまんじゅう』でも出すかな」と笑いながら答えた。裁決直後はショックで家から出るのもおっくうだったというが、現在は気を持ち直している様子だ。

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